彩食健味一覧

お食事処 萩乃茶屋  〈名古屋市昭和区〉

お花見でんがく  日本さくら名所百選に挙がる鶴舞公園内にある。漂う香ばしさがお花見客を引き込む。でんがくは山椒が効いた味噌、からしが載る。甘さと辛さのバランスがいい。定食には菜飯や煮物、吸い物が付く。みたらし団子も併せて頼もう。  一九一五(大正四)年創業で、店名の由来となった店先のハギ...
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炭火焼 朝日屋   〈名古屋市北区〉

うなぎ鮮度自慢  うなぎがざるの中で体をくねらせる。さばく。串に刺す。炭火で焼く。たれにつける。包丁を入れる。ご飯に載せる。注文から提供まで十五分とかからない。鮮度自慢の品は香ばしく、ぱりぱり、ふっくら。濃厚なうま味が口中に広がる。  店長の尾関一学さん(50)は岐阜市内などで三十年近く修...
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蟹びすとろ ますよね 〈名古屋市西区〉

福八かにまぶし  本ズワイガニ一匹相当分の身が躍る。プリプリの食感がたまらない。豊潤な甘みが口中に広がる。温かめのご飯の中に濃厚なカニみそが潜む。薬味をかけてもおいしくいただける。とろろやコンブだしとの相性がいい。  福八の福は福井、八は名古屋の印の八にちなむ。「越前かに問屋 ますよね」...
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パティスリー カルチェ・ラタン 〈名古屋市中川区〉

ケーキもサンタ  「サンタ」などそれらしい名のクリスマスケーキが出番を待つ。きらめきが「おいしそう」との思いを増幅する。並ぶ品々は生菓子やタルトなど百四十種類にも及ぶ。こだわりの焼き菓子「ケーク」も常時十七種類程度そろう。  一九七六年創業で今は二代目の冨田大介さん(42)が代表を務める。...
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活魚料理 晴快荘本店 〈名古屋市中区〉

もずくたこしゃぶ   切り身がみずみずしい。彩りに三つ葉、ネギ、ワカメが並ぶ。「元祖もずくたこしゃぶ」は商標登録済み逸品。もずくとノリが煮立つ鍋の中で身がきゅっと締まる。相性抜群でタコの甘味とうま味が一層引き立つ。  日間賀島出身の故鈴木光男さんが一九六七年に創業した。店名は実家...
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手挽きそば 一心 〈名古屋市港区〉

通には味くらべ    そば通のために「味くらべ」がある。お盆に載った一枚のざるに、がんこ、田舎二八が同居する。後を追ってもう一枚、十割が出る。それぞれの産地を表示で確認する。香り、うま味、食感を楽しみつつ、かの地の情景を思い浮かべる。  一九八六年創業で、勢柄政治さん(60)が家族...
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ラーメン 一兆 〈名古屋市昭和区〉

迫力のモヤシ山  野菜の山が「いざ」と立ち向かう者すら圧倒する。モヤシが主役で刻みネギが頂上部分を彩る。掘り進んだ先にチャーシューの姿がある。その下に細いストレート麺が顔をのぞかせる。豚骨ベースのスープは深みがあって後味がいい。  花田浩さん(57)が修行後の二〇〇四年に独立した。知人の「...
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東洋軒 名古屋三越店 〈名古屋市中区〉

ブラックカレー  名古屋・栄で洋食レストランといえば東洋軒が名高い。創業百三十年、宮内庁御用達でもあった伝統の味を引き継ぐ。ブラックカレーが看板メニューで暑い今こそ勧めたい。松阪牛と秘伝のスパイスが織り成すまろやかさを楽しもう。  一八八九年、東京・三田に創業し、昭和初期の一九二八年、津...
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カフェ ド リオン本店 〈名古屋市西区〉

ビッグなパフェ  そこにはパフェという名のアートがある。まるでタワーで、頂上の白桃がみずみずしい。とろける甘さで、二玉分もすんなりと口に入る。階層をなすアイスクリーム、発酵バターパイ、シフォン、ジュレ、生クリームが上品に絡み合う。  食通の街フランス・リヨンで修業した岸本由美子さんが二〇...
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和菓子処 むらさきや 〈名古屋市中区〉

夏は水ようかん  この時季は水ようかん、それなら、むらさきや、と耳にする。坪庭を望む茶寮でオフィス街の喧 噪 を忘れて一服したい。つややかで、みずみずしい。ぷりんと弾け、つるんと喉を通る。ぱっと広がる甘みが抹茶の苦みと絶妙に調和する。  老舗の和菓子処で創業は1928年にさかのぼる。三代目...
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