彩食健味一覧

活魚料理 晴快荘本店 〈名古屋市中区〉

もずくたこしゃぶ   切り身がみずみずしい。彩りに三つ葉、ネギ、ワカメが並ぶ。「元祖もずくたこしゃぶ」は商標登録済み逸品。もずくとノリが煮立つ鍋の中で身がきゅっと締まる。相性抜群でタコの甘味とうま味が一層引き立つ。  日間賀島出身の故鈴木光男さんが一九六七年に創業した。店名は実家...
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手挽きそば 一心 〈名古屋市港区〉

通には味くらべ    そば通のために「味くらべ」がある。お盆に載った一枚のざるに、がんこ、田舎二八が同居する。後を追ってもう一枚、十割が出る。それぞれの産地を表示で確認する。香り、うま味、食感を楽しみつつ、かの地の情景を思い浮かべる。  一九八六年創業で、勢柄政治さん(60)が家族...
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ラーメン 一兆 〈名古屋市昭和区〉

迫力のモヤシ山  野菜の山が「いざ」と立ち向かう者すら圧倒する。モヤシが主役で刻みネギが頂上部分を彩る。掘り進んだ先にチャーシューの姿がある。その下に細いストレート麺が顔をのぞかせる。豚骨ベースのスープは深みがあって後味がいい。  花田浩さん(57)が修行後の二〇〇四年に独立した。知人の「...
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東洋軒 名古屋三越店 〈名古屋市中区〉

ブラックカレー  名古屋・栄で洋食レストランといえば東洋軒が名高い。創業百三十年、宮内庁御用達でもあった伝統の味を引き継ぐ。ブラックカレーが看板メニューで暑い今こそ勧めたい。松阪牛と秘伝のスパイスが織り成すまろやかさを楽しもう。  一八八九年、東京・三田に創業し、昭和初期の一九二八年、津...
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カフェ ド リオン本店 〈名古屋市西区〉

ビッグなパフェ  そこにはパフェという名のアートがある。まるでタワーで、頂上の白桃がみずみずしい。とろける甘さで、二玉分もすんなりと口に入る。階層をなすアイスクリーム、発酵バターパイ、シフォン、ジュレ、生クリームが上品に絡み合う。  食通の街フランス・リヨンで修業した岸本由美子さんが二〇...
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和菓子処 むらさきや 〈名古屋市中区〉

夏は水ようかん  この時季は水ようかん、それなら、むらさきや、と耳にする。坪庭を望む茶寮でオフィス街の喧 噪 を忘れて一服したい。つややかで、みずみずしい。ぷりんと弾け、つるんと喉を通る。ぱっと広がる甘みが抹茶の苦みと絶妙に調和する。  老舗の和菓子処で創業は1928年にさかのぼる。三代目...
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やごとのだんごやさん 〈名古屋市天白区〉

野点にワクワク    だんごやさんセットは野点のイメージらしい。陶製の縁台に左手前から、きなこ、さくら、しろあん、うぐいす、あまだれ、しょうゆの順に並ぶ。渋めの茶器とは対照的に飾りの和傘や生花は色鮮やかで、いただく前からもう心が躍る。  道を隔てて生花店を営む後藤里美さん(53)が...
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天ぷら 光村 〈名古屋市北区〉

名物かき揚げ丼    江戸前の天ぷら、名物かき揚げ丼には納得のうまさがある。揚げたてでこそ立ち上がるごま油の香りが食欲をそそる。サクサクの衣の中にプリプリの小エビが顔を見せる。秘伝のつゆとの絡みが抜群で、しじみ汁との相性のよさが際立つ。  東京・新橋の「光村」で修業を積んだ水谷警...
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宮きしめん神宮店 〈名古屋市熱田区〉

熱田の杜の逸品    だしが効いた自慢の宮つゆが喉ごし滑らかな麺のうまさを引き立てる。「シンプル・イズ・ベスト(単純素朴が最良)」の味をかみしめる。かまぼこ、甘く煮たシイタケ、揚げ豆腐、ホウレンソウ、刻みネギが浮かび、かつお節が踊る。  日本三大神宮の一つに挙がる熱田神宮の由緒あ...
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信州 ふる里の味   勘 太 郎  〈名古屋市中区〉

しし鍋ほっこり 亥年であり、この時季、しし鍋を味わいたい。信州みそ仕立ての汁の中で、程よく脂の乗った肉と十一種類の野菜が煮立つ。器に取り、口にする。臭さはない。やわらかく、少し甘味がある。体も心もほっこり、顔はにっこりとなる。  長野県伊那市出身の春日恵美子さん(67)が1982年に開いた。「...
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