OH!ドラゴンズ

⑨  片付け仲間を 見つけよう

2019/09/22 (日) 18:32
⑨  片付け仲間を 見つけよう
 実家の片付けをしようと思っている人は、とても優しい人に違いありません。自分の家のことや仕事をこなしながら、親のことを思って実家を一人で黙々と片付けている。そんな姿が思い浮かんできて、何とかお力になれないものかと思ってしまいます。
 実家の片付けは、険しい山登りにも匹敵する一大イベントだと思います。単独で片付け始めると、親の攻撃に遭って遭難してしまうかもしれません。やはり、ポーターやガイドを探してみるべきです。片付けの場合は、兄弟姉妹がその第一候補です。今の親の世代は長男をより大切にする名残がありますから、長男から話してもらうのも良いでしょう。孫の協力が得られれば、目覚ましい成果が上げられる可能性が高まります。一人ですると思い込まないで、仲間を増やす努力をしてみてください。誰の協力も得られない場合は、業者に頼むのもアリだと思います。
 恐る恐るですが、親御さんにお願いがあります。損得抜きに親が暮らしやすい家にしようとする人は、今の時代、そうそういるものではありません。そのうちに絶滅危惧種になりそうな気がするくらいです。息子、娘、嫁、婿の誰かが「片付けよう」と言ってきたら、優しく話を聞いてあげてください。そして、片付けてくれたら「ありがとう」の一言もお願いします。欲をいえば、ちょっとだけでも、お礼の品を付けてあげられれば最高です。
 義理の母の生前整理や遺品整理の時、妻から「慣れとるでしょう」と片付けを丸投げしていただきました。義理の母は、生前「車を買ってやるでよう」が口癖で、本当にかわいがってくれました。お母さん、車ボロボロなんで今が買い時なんです…。ちょっとせこいような、ちょっと本音のお話でした。
 
 

 

森 常久(もり・つねひさ)
 
株式会社中西 取締役業務部長。1957年生まれ。
「ゴミ屋敷から生前整理・遺品整理まで片付けのことなら何でもおまかせ!の片付けトントン」を運営。
■問合せ 片付けトントン フリーダイヤル 0120- 947- 479