OH!ドラゴンズ

⑪ 貯金はいくらあるの?

2019/11/21 (木) 15:10
⑪ 貯金はいくらあるの?
 誰もがいつかは高齢者になります。そして、場合によっては、物の管理ができなくなったり、施設入所することになったりで、子どもたちはさまざまな対応を迫られます。その時になって、重要書類の保管場所や財産などの情報を聞き出すのは、簡単なことではありません。かといって、親が元気なうちに貯金がいくらあるかを聞いたら、「そんなもん、知らんでええて」と言われかねません。どうしたらうまく聞き出せるのでしょうか。
 それには、マメに連絡を取り、ちょっとした困りごとを解決してあげるのが一番です。例えば、高齢になると難しくなる郵便物や書類の処理。実家に帰ったら、未開封のものはないか、手続きが必要なものはないかをチェックしてあげましょう。私は、よく電話でやりとりしましたが、結局何が届いたのかわからなくて、たびたび実家に帰っていました。遠方の場合は、スマホなどのテレビ電話アプリを使えるようにしておけば何とかなりそうですし、日常のコミュニケーションも快適になります。つまり、より深い信頼関係を築くことが解決の糸口だと思います。 次のステップは、介護などに必要だということをよく説明して、徐々に重要書類や貴重品の置き場所を聞き取りします。本人も探し回るような場合は、十分に話し合って、覚えやすく、セキュリティーを守れそうな保管場所を見つけてください。財産だけでなく、負債の確認も忘れずに。負債が多くて相続を放棄したい場合は、三カ月以内という期限があるため、注意が必要です。
 重要書類や貴重品などの聞き取りをしながら、エンディングノートなどにまとめておけば完璧です。親も大切なことを忘れてしまった時は、それを見れば良いの
で、すごく助かるはずです。

 
森 常久(もり・つねひさ)
 
株式会社中西 取締役業務部長。1957年生まれ。
「ゴミ屋敷から生前整理・遺品整理まで片付けのことなら何でもおまかせ!の片付けトントン」を運営。
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